目次
1. なぜ、梅雨になると体調が崩れるの?
こんにちは、足利です(^^)
全国的に梅雨入りをして、しばらくは、雨降りの時間が続きそう。
「雨の日が続くと、調子が悪いです」「肩こりや頭痛がひどくなります」「気持ちがふさいで、不安や焦りを感じます」、そんなお声をたくさん頂戴します。わたしも、手のひらを押しはじめるまでは、そうでした。
そのため、この度は「手のひらですぐにできる気象病対策・梅雨の不調を乗り越えるvol.1」をお届けいたします。いつでも押せる手のひらで、しっかり対策をしてください。
1-1. 梅雨どきは、こんな不調があらわれやすい
心身がだるくなったり胃腸の機能が低下して食欲がなくなったりすることが多く、肩こりや頭痛なども、鋭い痛みではなく重苦しさを伴うという特徴があります。
1-2. 梅雨どきに体調が優れない理由
わたしたちは、活動のスイッチを入れる「交感神経」と、休養のスイッチを入れる「副交感神経」の両方がちょうど良く働くことで、元気でいられます。交感神経と副交感神経を合わせて「自律神経」といいますが、気圧が下がって雨が降ると、カラダにかかる大気の圧力が少なくなるため、自律神経が混乱し、心身に正しい信号を送りにくくなります。
自律神経は、自分の意思でコントロールすることができません。そのため、梅雨や台風がくると、体調不良の人が増えるのです。
1-3. 8割以上の人が、気象に体調を左右される
NHKの看板気象キャスターを勤めた村山貢司先生が、健康な男女1500人と持病持ちの男女1500人の合わせて3000人を対象に、「天気の変化はあなたの体調に影響を与えていますか?」というアンケートを実施しました。その結果、持病のあるかたの87%、健康なかたの83%が「気象の変化が体調に影響する」と解答しています。持病のあるなしに関わらず、5人中4人以上の方々が、お天気に体調を左右されているのです。
2. 手のひらで、梅雨の不調を乗り越える〜vol.1〜
気圧が低くなると(雨が続いたり湿度が高くなったりすると)、ヒトはカラダの中の水分を外に出しにくくなります。そうして食事や飲みものから摂った水分が排泄されないと、肩こり、むくみ、やる気の低下など、上に挙げたようなさまざまな不調が起こります。
「なんだか症状にとりとめがないな」と感じられるのは、よぶんな水分が、その人の一番弱いところにたまるためです。例えば、もともと肩がこりやすい人は肩こりがひどくなり、気持ちが安定しにくいときはうつや焦りとなってあらわれる、ということです。
梅雨の不調を乗りこえるのにおススメの手のひらは、腎臓と●●と●●です。●●はまだ秘密です^^; 最初に「腎臓」の反射区を押してよぶんな水分や老廃物をしっかり出していただきたいので、今日はまず、腎臓の反射区をしっかりケアしてください。※ ●●は、次回お伝えいたします!
2-1. 腎臓の反射区を押して、老廃物を外に出そう
腎臓の反射区、ココです(両手にあります!)↓
マキノ出版さんがムックにしてくださいました。
押し方は、こちらをご覧ください(^0^)↓↓↓
上の画像の「■もみ方」のところにあるように、反射区に反対側の手の親指の腹を置き、グーッと7秒垂直の向きに入れ込むと、ストライクゾーンにヒットします!
2-2. 腎臓が「黄色信号」の人の自覚症状は?
困ったことに腎臓は、かなり悪くならないと、はっきりした自覚症状が出てきません。けれども、小さな症状は必ずあらわれます。手のひらを診断をする習慣もつけ、どうかそれを見逃さないでください。気がかりなことがあるときは、お医者さまに相談したり、検査を受けたりすることも大切です。
手のひらから「あなたの腎臓の元気度」をチェックするYesNoのチャートはこちらです→ https://tenohiradetox.or.jp/column/2189
2-3. 腎臓の調子を悪いままにすると、どうなる?
腎臓は、たくさんの役割をこなす臓器です。例えば、
- 老廃物や有害物を取りのぞく
- 酸とアルカリの調整をする
- 水分やイオンのバランスを整える
- 血圧を調整したり血液をつくったりするホルモンを分泌する
などです。そのうちのどれが滞っても、人は健康に暮らしつづけることができません。
黙々とその役割を果たしてくれる「腎臓」が限界を超えないように、わたしたち自身が気をつけてあげなければいけません。
3. 腎臓の元気のために、反射区と合わせてできること
3-1. 腰に手のひらをあててグーンと反る
血液やリンパ液がうまく循環せずに疲れてしまった腎臓は、カチカチにこわばっています。手のひらの反射区を押すのと合わせて、腎臓がある「背中側の腰のくびれの少し上」に手のひらをあて、グーンと3秒間、胸を反らせましょう。筋肉が少しずつほぐれます。
画像のように手のひらを背骨と平行にあてること、胸を反らせるときにアゴを上を向けて息をゆっくりはくことがポイントです。
3-2. 腰を温める
「3-1」の場所にある腎臓を温めて、働きを助けてあげましょう。腰痛持ちの人も、この場所を温めると楽になります(急性の炎症時をのぞきます)。「なんでこんにゃくく!?」と思ったかたは、ぜひ、下のほうにある「5-1. 編集後記」をご覧ください! ※ 「こんにゃく」でなく、湯たんぽやカイロ、お風呂などで温めても、もちろん効果があります。
3-3. 足首を温める
足首には、腎臓のツボがたくさんあります。「反射区が面であるのとちがい、ツボは点なので正しい場所を見つけるには練習が必要」ですが、足首を丸ごと温めてあげれば、そこにあるツボに作用します。
足の先と裏からは、よぶんな熱が逃げていきます。靴下は熱がこもるため、レッグウォーマーがおススメです!
4. 6/16(火)に発売開始!新刊の特典のご案内
前回の『むぎゅ〜っと押すだけ!簡単手のひら健康法』のベストセラーから1年半ぶりに、オールカラーの「手のひらセラピー」に関するムックが発売されます。当協会の理事である佐藤医師も監修をしています。
新刊はこちらです(^0^)↓
『全身の不調が消える! 最強の手もみ』/マキノ出版さんより
ムック本サイズ(A4版くらい)全80ページのオールカラーで、手のひらの押し方のたくさんの写真がのっています!
こちらのブログを見てくださった購入者さんには、【コロナウイルス第2波に備えるための対策ガイド】のプレゼントがあります。
特典とセットのお申し込み期間は、「6/14(日)午後6:00」から「6/16(火)午後6:00」までです。「買ってくださるよ!」というかたは、この下の画像をクリックして、期間内のお手続きをお願いいたします!
【コロナウイルス第2波に備えるための対策ガイド(コロナ対策ガイド)】は、次のような内容です。
■ 第1章:なぜ、秋に第2波がくると予想されるのか?
・人類がこれまでに根絶できたヒト感染症は、天然痘だけだった
・第2波がくるとどうなる?
・第2波に備えるために何をする?
■ 第2章:手のひらを押して、コロナ第2波に備えよう
・いつも押しておきたい3つの反射区
・3密のところに行ったらココを押す
■ 第3章:コロナ感染が心配で病院やマッサージに行けないときは?
・鼻水、のどの痛み、微熱、頭痛、腹痛、肩こり、腰痛、食中りのそれぞれにおススメの反射区
・「マスクかぶれ」を解消する反射区
・お悩み続出中!:手足の水疱を改善する反射区(手のひらや足裏にできる水疱の原因の多くは、実は●●●●●です)
■ 第4章:手のひらセラピーの効果を高めるコツ
※ 内容は、予告なく変更になることがあります。また、一部に、当協会の書籍やブログの内容を編集して加筆したものが含まれます。
「特典つきの書籍を買ってくださるよ!」というかたは、こちらの画像をクリックしてください↓↓↓
5. 編集後記&執筆者と監修者の情報
こちらのブログは、2020年6月16日(火)にマキノ出版さんより発売されるオールカラーの『全身の不調が消える!最強の手もみ』の画像や内容を一部お借りしています。
5-1. 編集後記
本日のブログを読んでくださり、ありがとうございます(^0^)
「てるてるぼうず」の切ない伝説
「てるてるぼうず」を見ているうちに、ふと「世界にも、てるてるぼうずさんはあるのかな」と思い調べてみました。世界にも、晴れを乞うたり、晴れを望んだりする文化はあるようですが、「てるてるぼうず」そのものは見あたりませんでした。ただ、その起源は中国の掃晴娘さんやお坊さんにあるようです。少女の伝説は切なく、お坊さんのはちょっと苦しいものでした。どちらもここでは書けない……興味のあるかたは、「てるてるぼうず 中国 由来」などのキーワードで、ぜひ調べてくださいね。
「こんにゃく」を使う民間療法
3-2の「腰を温める」のところで登場する「こんにゃく」は、民間療法で使われています。弱火で20分くらいゆでた「こんにゃく」をタオルに包んで20〜30分、患部にジワーッとあてるものです。わたしもときどきしていますが、腰も心も温まります。こんにゃくは何度か再利用できますが、不調を吸いこんだこんにゃくを、食べるのはやめておきましょう。※「こんにゃく 湿布」などで検索すると、詳しい情報がでてきます。
「足首ウォーマー」、おススメです!
3-3のエル・アイ・シーさんのシルク100%の足首ウォーマーは、使い勝手がとても良く、わたしも愛用しています。2020.6.14現在で、3足組で1000円ちょっと。女性には、特におススメの逸品です。
5-2. 執筆者と監修者の情報
【このブログの執筆者】
(社)手のひらデトックス協会代表理事・足利 仁(あしかが めぐみ)
使命は、手のひらセラピストさん、インストラクターさんと一緒に、日本を世界で一番元気な国にすること。
【監修者】
医療法人社団 孚誠会 浦安駅前クリニック院長・(社)手のひらデトックス協会理事・佐藤孝彦(さとうたかひこ)
医大生時代より、優れた代替医療を求めて海外を旅する。真心と勇気と節度を持って患者さんと接し、患者さん自身の治療努力を支援する日々を送っている。
※こちらのコラムは、掲載日現在の内容となります。掲載時のものから情報が異なることがありますので、ご了承ください。